第一部「人形町『末っ子(おとんぼ)物語』」
原案・音楽:吉幾三
潤色・演出:岡本さとる
<あらすじ>
人形町の呉服屋「はせがわ」の主人・長谷川長吉(曽我廼家文童)には、妻・初枝との間に四人の息子がいた。次男の長次郎(江藤潤)、三男の長三郎(小林功)は、それぞれ自分で事業を興していて、末っ子の四郎(吉幾三)が家に残って店を手伝っている。しかし、“おとんぼ(末っ子)”の四郎は、町内でも変わり者で通っていて、いつも周囲の者たちをハラハラさせているのだった。
それでも店には、客あしらいが巧みな番頭・多田幸一(前田耕陽)、しっかり者の先代番頭の娘・春野陽子(芳本美代子)、おっとりしているが、なかなか抜け目のない新人・新条美姫(新谷姫加)達がいて、四郎を盛り立てながら長吉を支えている。
近頃、体調が思わしくない長吉は、いよいよ店をたたもうと決意する。それに対して四郎は、陽子の助けを得て、この難局に立ち向かおうとするのだが……。
出演:吉幾三 曽我廼家文童 芳本美代子 江藤潤 前田耕陽 小林功 新谷姫加
公式サイトはこちら⇒https://www.meijiza.co.jp/info/2025/2025_02/